皆さんこんにちは。Toruです。
今回は、パソコンから消してしまったデータを初心者の方でも簡単に復元することができる有能ソフト「Recoverit」について紹介します。
パソコンを普段から使用している方の中で一度は、
「あのデータどこに行った?」や、
「あの資料間違えて消してしまったけど、ゴミ箱をさがしても見つからない」、
そんな経験したことはありませんか?
私も必要なデータを間違えて削除してしまうことがあるのですが、少し前に消してしまったデータはパソコンのゴミ箱からも消えてしまうことがあり、その時はかなり困ります。
こうなった場合はデータ復元ソフトを利用して削除したデータを探す必要ありますが、ソフトによっては使い勝手がよくなく、しかも有料でないと満足に復元されてくれない場合がほどんどです。
しかし今回使用するwondershareのRecoveritは制限があるものの無料でも使用することができますので、興味がある方はぜひ無料版から試してみてください。
それでは行きましょう。
この記事は、Wondershare様とのタイアップ記事となっております。
データ復元・復旧ソフトRecoveritの概要・料金
Recoveritの使い方の前に概要、そして料金の紹介をします。
Recoveritのリリース企業
今回紹介するデータ復元ソフト「Recoverit」のリリース企業は、Wondershareという企業です。公式サイトはこちらになります。
wondershare公式サイト:https://www.wondershare.jp/
Wondershareは2003年に創業した企業で、動画編集ソフトやデザインソフトなどのクリエイティブ系のソフトを主に提供しています。
利用実績としては、日本でも超有名企業から大学、さらに病院まで幅広く利用されています。
ちなみに、私もwondershareの動画編集ソフトFilmoraを個人的に購入し利用しています。
その紹介記事もそのうち公開しようと思いますが、かなり機能が充実しておりとても気に入っております。
Wondershareはメール対応が凄く良い印象
またまたWondershareの紹介になってしまいますが、Wondershareの良い所は顧客対応の良さであると個人的には思っています。
以前ソフトにログインできなくなったときにメールで問い合わせをしたら、24時間以内にメールが帰ってきて、しかも的確な指示でちゃんと問題解決できたのを覚えています。
せっかくなら顧客対応が良い企業のソフトを使いたいですよね。
Recoveritの概要
Recoveritは、PC、HDD、SD、USBなど、あらゆるデバイスから、写真、ビデオ、オーディオ、Eメール、ドキュメントなど、誤削除やトラブルの原因で消えたファイルを簡単に復元することができるデータ復元ソフトです。
世界中で500万人以上のユーザーがいるようです。
Recoveritの他のソフトと違う特徴は以下の4つです。
- あらゆる外部メディア(ドライブ)に対応
- 3ステップで簡単にできるデータを復元
- 高度なビデオ復元機能を搭載
- 無料で使えるデータ復元ソフト
①あらゆる外部メディアに対応
Recoveritでは、HDDはもちろん外付けHDD、SDカードやUSBメモリなどの記録メディアだけでなく、デジカメやごみ箱などからも復元ができます
②3ステップで簡単にできるデータを復元
Recoveritの基本操作は、以下の3ステップです。
- 復元させたい記憶媒体(HDDやSDカード等)を選択。
- データのスキャン
- 復元させたいデータを選択⇒復元
その他の不要な操作は一切いらないため、初心者やパソコンにあまり詳しくない方でも簡単に利用することが可能です。
③高度なビデオ復元機能を搭載
これは私も知らなかったのですが、Recoveritでは破損した動画ファイル(特にUltraHD, 4K, または8kなどの高解像度データ)も復元させることができるそうです。
ホームページを調べてみると、「特別な特許機能を用い、復元が難しいビデオデータを復元可能」と書いてあります。
まず高解像度の動画ファイルを意図的に破損させることができなかったため、今回はこの機能は試していませんが、いい感じをデータがあればやってみます。
④無料で使えるデータ復元ソフト
Recoveritには、100MBという制限がありますが無料版でもデータを復元させることは可能です。
ただ、100MB以上のデータを復元させるためには有料版を購入する必要があります。
また、無料版ではクラッシュしたHDDの復元、破損した動画の復元もできないので、これらをやる場合も有料版が必要です。
Recoveritの料金
Recoveritの料金表は以下の通りです。
この表だけではよくわからないよ~って方は、公式サイトで詳細が書かれているのでそちらをご確認ください。
Recoverit料金(詳細):https://recoverit.wondershare.jp/buy/store.html
実際にRecoveritを使ってみる
それでは、Recoveritの使い方を簡単にではありますが紹介します。
まず、ソフトを起動すると以下のような画面が表示されます。
HDDと表示されていますが、私の場合はOS(C:)のドライブはSSDなので、SSDの場合でも問題なく表示されています。
勿論ですが、外付けハードディスクも表示されているので、こちらも同様にデータを復元させることが可能です。
さらに下の方を見てみると、「ゴミ箱」と書かれたアイコンがあります。
ゴミ箱からも削除してしまったデータを探す場合はこのアイコンを選択します。
選択したいドライブ(もしくはメディア)を選択すると、すぐにデータのスキャンが始まります。また、今回はゴミ箱からデータを復元させます。
このスキャンをすることで、これまでに削除したデータをすべて探します。
そしてスキャンが終わると、これまでに削除されたデータが表示されます。
今回は、わかりやすいように画像データのみを表示させています。勿論ですが、画像データだけでなく例えばテキスト、メールなどの文書ファイル、mp4やオーディオなどのメディアファイルも復元可能です。
スキャンしたデータの中から復元したいデータを選択し、右下の「復元する」を選択するとデータの復元が開始されます。
Recoveritでは、たったこれだけでデータの復元させることができます。
また、画面左から「HDDのデータの復元」、「クラッシュしたPCから復元」、「動画の復元」、「破損した動画の復元」が選べます。
ちなみに、自分が購入したグレード、復元できる機能は上の人マーク(アカウント)から確認することができます。
実際に使ってみて感じたこと
さて、これまではRecoveritの使い方について紹介してきましたが、ここからは実際に使ってみて感じた良い所、気になる所を挙げていきたいと思います。
- 【良い所1】操作画面がシンプルで直感で操作が可能
- 【良い所2】ゴミ箱からも消してしまったファイルも復元可能
- 【良い所3】復元できるファイル形式が豊富
- 【気になる所1】データ読み込みに時間がかかる
- 【気になる所2】重い操作をするとアプリが落ちる
- 【気になる所3】メモリ領域を多く使用するので要注意
それでは一つ一つ解説していきます。
【良い所1】操作画面がシンプルで直感で操作が可能
上の方でも見ていただいたと思いますが、Recoveritの操作画面は無駄がなく、とてもシンプルに作られています。
なので、どの操作をすれば良いか迷うことなく、データ復元をすることが可能です。
また使用していて、変な日本語とかがなく、ちゃんと理解できる言葉で書いてあるので不快感がありませんでした。
【良い所2】ゴミ箱からも消してしまったファイルも復元可能
windowsでは通常、ゴミ箱から消してしまったデータを復元することはできませんが、このソフトを使用するとたとえゴミ箱からも削除してしまったとしてもデータを復元させることが可能です。
なぜ復元することができるのかは、かなり技術的な話になってしまうのでここでは割愛します。興味がある方はこちらのサイトがわかりやすいので参照してみてください。
まあ、ぶっちゃけてしまえばどんな復元ソフトでもこれはできてしまうんですが、、、
ここで言いたいのは、上書きされていないデータであれば問題なく復元することができるということです。
どういうことかというと、昔に削除されたデータはHDDの容量の関係で新しく削除されたデータに上書きされてしまいます。
こうなってしまうと本当にHDD上から削除されたことになり、こうなると復元することはかなり難しくなります。
ただ、上書きされてしまったデータが断片的に残っている場合、ごく稀に復元することができます。
これにはそれなりの技術が必要なのですが、このRecoveritではそういうこともできるそうです。
ただ、購入したグレードによってできるかどうかが変わるみたいなので、もしこの機能が必要ならRecoverit Ultra Plusを購入する必要があります。
【良い所3】復元できるファイル形式が豊富
三つ目の良い点は、復元できるファイル形式がとても豊富であるという点です。
画像であれば、JPEG, PNG, RAW等、動画であれば、AVI, M4, MP4等、様々です。
上記で挙げたものはほんの一部です。
公式サイトに復元できるファイル形式の詳細が載っているので、詳しく知りたい方はこちらを参照してください。
【気になる所1】データ読み込みに時間がかかる
一つ目ですが、ドライブ内のデータをスキャンするのに時間がかかる点です。
恐らくそのドライブ内のデータの使用率にもよると思いますが、私の場合ゴミ箱のデータをスキャンするのに40分以上かかりました。
ゴミ箱はM.2 SSD内にあり、2TBあります。
この状況で40分以上かかるので、HDDの場合はさらにかかることが予想されます。
しかし、故障しているわけではないので気長に待つしかないですね。
【気になる所2】重い操作をするとアプリが落ちる
二つ目の気になる点は、重い操作をするとたまにアプリが落ちるという点です。
と言っても、1週間のうち10回以上ドライブスキャンをして1,2回程度落ちたくらいです。
なので、普段使いであれば心配する必要はありませんが、スキャンしている間にPCから離れ、戻ってきたらアプリが落ちてた、なんてことにならないように注意しましょう。
【気になる所3】メモリ領域を多く使用するので要注意
三つ目の気になる所は、メモリの消費についてです。
私の場合ですが下図画像の通り、データをスキャンするのに4GB程度のメモリを消費していました。
メモリ領域が8GB以上程度のPCを使用している方は問題ないと思いますが、2~4GBしかない場合は注意が必要です。
まとめ
- シンプル&操作性抜群の有能ソフト
- 古いデータも断片を組み合わせ復元してくれる機能搭載のため信頼性が高い
- しかし、有料版の値段が少し高い
以上、ここまでデータ復元ソフトRecoveritの紹介をしてきました。私も使って、使い勝手がよく、とても良いソフトであると感じました。
ただ、やはり皆さんが気になるのはソフトの金額だと思います。確かに少し割高に感じますよね。
もし、私が購入するのであればRecoverit Proを選びますが、それでも永久ライセンスで1万円程度はします。
正直、これを購入するかどうかは皆さん次第なので無理に進めたりはしません。
しかし、データをすぐ失くしてしまう方や、思い出の写真や動画をうっかり消してしまう方は入れておいた方がいいと思います。
ちなみにですが、wondershareのソフトはすべて登録したアカウントで管理されているので、例えばパソコンを買い替えたときにアカウントのメールアドレスやパスワードがわかっていれば、違うパソコンでも引き続き利用することができます。
もし、必要なデータを紛失した場合の保険としてソフトを入れておくのであれば全然OKだと私は思います。
寄り道をしましたが、本当に便利なソフトなので、もし購入したとしても損はないと思います。
是非、気になる方は100MBしか復元できませんが、フリー版からでも試してみてください。
それではまた~