- 個人的にオススメなのはEaseUS Data Recovery Wizard
- お金や手間をかけたくない場合はRecoverit
- 日本製を選ぶならファイナルデータ
私がおすすめするデータ復元ソフト4つを紹介
今回紹介するデータ復元ソフトは以下の4種類になります。
- EaseUS Data Recovery Wizard(EaseUS Software Co., Ltd)
- Recoverit(Wondershare Technology)
- ファイナルデータ(AOSデータ株式会社)
- Windows File Recovery(Microsoft Inc.)
それでは一つ一つのソフトについて詳しく説明していきます。
EaseUS Data Recovery Wizard
- UIがとてもシンプルで操作しやすい
- 2GBまで無料で復元可能
- 永久ライセンス版は17,900円
EaseUSは、中国に本社を置く大手ソフトウェア企業です。
中国の企業ということで、「大丈夫か?」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、様々な媒体で高評価を頂いているので問題ないと思います。
さらに、世界中の名だたる企業がこの製品を利用しているので、信用もあるかと思います。
EaseUS Todo Recovery Wizardについてですが、PCから誤って削除してしまったデータ、もしくはPCにあるごみ箱からも削除してしまったデータを復元させることができます。
私も実際に使ってみましたが、UIがとてもシンプルで使いやすく、特に問題もなくデータを復元させることができました。
また、無料版では2GBまで復元させることができるので、他ソフトと比較してもより多くのデータを無料で復元させることができます。
有料版は永久ライセンスで17,900円します。ちょっと割高ですけど、使いやすさや復元成功確率は他のソフトよりもかなり上にいってます。
復元させたいデータが2GB以内である人はこのソフトがおすすめです。
Recoveritは比較的安く済むWondershare製ソフト
- UIがシンプルで操作しやすい
- 100MBまで無料で復元可能
- 永久ライセンス版は10,980円
RecoveritはWondershareという中国の企業がリリースしている復元ソフトです。
WondershareはFilmoraというここ数年で一気に有名になった動画編集ソフトをリリースしている企業です。
なぜ有名になったのかというと、料金の割に本格的な編集が出来ることが有名になった理由だと言われています。
ちなみに私もFilmora11を使用しております。Final Cut ProやAdobe Premiereと同等レベルの編集ができてほんと重宝しております。
話を戻して、Rocoveritはそんな有名企業となったWondershareのソフトです。UIはEaseUSと肩を並べる程シンプルで無駄な機能がありません。
また、復元した動画が破損していた場合でも修復し、復元することが可能のようです。
では、なぜEaseUSよりおススメではないかというと、無料版で使用復元できる容量が違うからです。EaseUS Data Recovery Wizardでは2GBまで復元させることが可能でしたが、Recoveritでは100MBまでとなっています。これでは少し物足りませんよね。
しかし、有料版はEaseUSよりも格段に安いです。EaseUS Data Recovery Wizard Professionalの永久ライセンスで17,900円、それに対してWondershareのRecoveritの永久ライセンスは10,980円なのでかなり安くなっています。
もし復元させたいデータが500MB、もしくはなるべくお金をかけたくない場合はRecoveritを選ぶとよいでしょう。
ファイナルデータは安心安全の日本製
- 日本製のソフト
- 無料版では復元不可
- 「復元+Office修復」版で10,170円
ファイナルデータは日本の会社のAOSデータ株式会社がリリースしている復元ソフトです。
AOSデータ株式会社は東京都港区虎ノ門に本社を構える日本の企業です。 AOSデータはデータ復元の他にも、バックアップ、セキュリティ、リーガルデータ等、様々な事業を行っている企業です。
さて、ファイナルデータについてですが、基本windowsで使用することが可能です。なのでMacでは使えません。また公式サイトより、windowsはwindows10が動作確認済みと記載してあるので、windows10は使えそうですが、windows11は微妙なところですね。
無料版では日数制限やライセンス制限はありません。しかし、データを復元させることはできません。えぇ!?
なので無料版の使い方としては、復元させたいデータを探し「このデータは復元させること出来ますよ!」、だけど復元は有料版でやってな。って流れになります…。
有料版は複数種類あり、画像や動画などの普通のデータであれば「ファイナルデータ11プラス」というソフトで7,110円、office等のデータを復元させるのであれば「復元+office修復」というバージョンのソフトで10,170円です。
まあ、日本製にこだわりがある方はこのソフトがいいと思います。
Windows File RecoveryはMircrosoft純正のソフト
- Mircrosoftがリリースしているソフト
- UIが真っ黒でかなり使いづらい
- 有料版は無く、無料で復元可能
Windows File RecoveryはMicrosoftのデータ復元ソフトです。
このソフトはMicrosoft Storeからダウンロードすることが可能です。しかも無料で。
使ってみて感じたのは、初心者の方にはあまり向かないかなと。基本コマンドプロンプトの真っ黒な画面が表示されるんですよね。
EaseUS Data Recovery WizardやWondershareのRecoveritは、とてもシンプルなUIで初心者の方でも数回のクリックだけで作業できたのですが、Windows File Recoveryは文字を入力しないといけなかったり、あの真っ黒の画面に表示されたたくさんの文字列から目的のファイルを探さなければいけなかったりなど、私でもかなりきつかったですね。途中でやめちゃいました。
なので個人的にはおススメしませんが、玄人の方は全くお金をかけたくない方はこのソフトをおススメします。
じゃあどのソフトを選べばいい?
では、これまでに紹介してきた4つのデータ復元ソフトのどれが一番いいのか、独断と偏見で発表します。
個人的におすすめするならEaseUS Data Recovery Wizard
私なら躊躇いなくEaseUS Data Recovery Wizardをおすすめします。
まず、無料で2GBまで復元させることができること。この容量があれば大体のデータは復元出来ちゃいますよね。
ただ、無料版では復元できるデータ形式を制限しているので、購入する前に注意が必要です。
そしてUIがシンプルであること。さらに操作が複数回のクリックのみでとっても簡単であること。これらが私がおすすめする理由です。
以下のサイトでEaseUS Data Recovery Wizardを紹介しているので、興味がある方は是非確認してみてください。
お金や手間をかけたくないならWondershareのRecoverit
無料版で復元できる容量は500MBまでで制限されているため、希望のデータ全てを復元できるかは微妙です。
しかし、たとえ有料版を購入したとしてもライバルソフトであるEaseUS Data Recovery Wizardの有料版よりもかなり安く済みます。
少しでも安く済ませたい方はこちらのソフトがおススメです。
日本製にこだわるのならAOSデータのファイナルデータ
私は特におススメはしませんが、中国企業がリリースしているソフトが信用できない方は日本製のソフトであるこのソフトをおすすめします。
機能、料金、操作性、いずれも上二つには勝っていませんが、安全面やMade in Japanを選ぶならこのソフトがいいかもしれないです。
まとめ
今回は無料データ復元ソフト4選について紹介しました。
特にEaseUSとWondershareのソフトは操作性が良く、評判も良いのでこれらのソフトは1PCに必ず入れておきたいソフトです。
これからもいろんなソフトの比較を紹介していきますので、興味がある方は是非他の記事もご覧になってください。
それでは、サイナラ~。