- windowsにVirtual Boxを入れて、さらにKali Linuxを仮想環境で使いたい
- しかし、他のサイトは手順や設定が多く、しかもわかりずらかった
- そこで今回は、初心者の方にもわかりやすいように、そして手順が少ないように説明していきます
Kali Linuxとは?
この記事をご覧になっている方はもうすでに熟知していると思いますが、Kali Linuxはディストリビューション用に使われるDebian系のOSで、開発ソフトの脆弱性を調べるためによく利用されます。
さらに詳細はこちらの記事で説明しているので、良かったらこちらも参照してください。
Kali Linuxのインストール方法
では早速、windowsにKali Linuxをインストールしていきます。
本記事ではVirtual Boxを導入し、仮想環境の方にKali Linuxを入れていきます。
MacにKali Linuxを入れる方法
MacでのKali Linuxの導入の仕方は過去の記事で詳細に説明しているので、そちらをご覧になってください。
WindowsにKali Linuxを入れる方法
それではWindowsにKali Linuxを入れていきましょう。先述しましたが、Kali Linuxは仮想環境で使いたいので、まず初めにVirtual Boxという仮想化ソフトウェアをダウンロードします。
まずはVirtual Boxをダウンロードする
Virtual Box配布サイト:Download VirtualBox
上記公式ダウンロードサイトにアクセスし、「Windows hosts」をクリックします。するとすぐにVirtual Boxのダウンロードが始まります。
ダウンロード完了後、ファイルは開いたままにしておいてください。そのままKali Linuxをダウンロードします。
Kali Linuxをダウンロードする
続いてKali Linuxをダウンロードします。手順はとっても簡単です。
Kali Linux公式サイト:Download Kali Linux
上記サイトにまずアクセスしてください。すると画面中央部に「Download」というボタンが表示されるので、そちらを選択してください。
そして下の方にスクロールしていくと、「Virtual Machines」という箇所が表示されるので、その中にある「64bit」→「Virtual Box」を選択してください。クリックする場所は左下のダウンロードマークの箇所です(ダウンロードしたファイルは.ova形式です。)
ダウンロードしたovaファイルをクリックするとVirtual Boxの画面が自動で開かれ下図のようなポップアップが表示されます。これで「インポート」を選択すればほぼすべての設定が自動で完了します。
ね?簡単ですよね?
同意を求められますので、内容を確認し「同意する」を選択します。
そうするとまたダウンロードが再開されます。ダウンロードにかかる時間は人それぞれですが、私は2分ぐらいで完了しました。
そして完了すると下図のようになります。これでほとんどのめんどくさい設定は終わりました。
起動して設定していく
それでは次に、Kali Linuxを起動させ、OSの設定をしていきましょう。
起動すると下図画面が表示されます。そしたら一番上の「Kali GNU/Linux」を選択してください。マウスで選択できない場合はキーボードの十字キー、もしくはEnterキーで選択できます。
するとログイン画面が表示されます。ログインIDとパスワードは初期なので、
- ログインID:kali
- パスワード:kali
でいけます。
ログインするとデスクトップ画面が表示されます。これでKali Linuxのインストールは完了です。めっちゃ簡単ですね。
ついでに日本語設定を行う
ここまで来たのでついでにKali Linuxの日本語設定の方法を説明します。
デスクトップ画面で右クリックし「Applications」→「Setting」→「KeyBoard」の順で選択します。
そして上部にある「Use system defaults」をオフにし、下の「+Add」を選択します。
次に中から「Japanese」を選択し「OK」を選択します。元々あった「English(US)」は削除して大丈夫です。
これで日本語の設定は完了です。お疲れ様でした。
さいごに
今回はWindowsにVirtual BoxとKali Linuxをダウンロードし、Kali Linuxが使えるようになるまでを初心者の方にもわかるように説明してきました。
他のサイトに書いてあった方法よりも簡単でしたよね?
あとはVirtual Boxのホーム画面に「設定」というボタンがあるのですが、そこでメモリ領域の割り当てやネットワークの詳細な設定などができます。それのやり方については後日記事にまとめますので少々お待ちください。
それではまた~。